PathPortどこでも病理ラボのルール
Ⅰ.入会に際して(全般)

PathPortどこでも病理ラボのご利用にあたっては、以下の注意事項を熟読いただき同意された場合のみ会員登録ください。

●PathPortどこでも病理ラボは、医師・歯科医師限定のコミュニティであり,病理医同士の連携協力によって、地域を問わず、病理診断に関する学術、技術及び事業の向上を図るとともに、病理医相互支援事業を通じて広く社会に貢献することを目的とします。
ただし,医学生、病理検査業務に携わる臨床検査技師も会員登録は可能とします(2021.11.11 改定)。

PathPortどこでも病理ラボは、上記目的を達成するために、次の事業を行います。
(1) 病理診断に関するコンサルテーション事業
(2) 講演会、講習会等の開催
(3) 病理診断学および診断技術に関する知識の普及および教育の振興に関する事業
(4) 病理医コミュニティの構築、運営
(5) 病理診断に関する学術、技術及び施策に関する調査研究
(6) その他当法人の目的を達成するために必要な事業

●商標等について
「PathPort」は法的に保護されるべく商標登録されています。これらの無断使用等の侵害行為を禁止しております。

●入会について(2023年4月改定)
会員として入会しようとする場合、所定の申し込みをし、その承認を受ける必要があります。
会員の種類は、登録会員(無料)とサポート会員(有料)、分科会会員(有料)です。
(1)登録会員(無料):当会に情報登録された会員です。セミナーを視聴する場合には登録会員になる必要があります。
(2)サポート会員(年間15,000円):会費を払って参加して下さること自体が会の存続をサポートしているという意味で、本会では有料会員のことを「サポート会員」と呼んでいます。なお,症例相談室、PathPortセミナー時のライブコンサルに症例をアップロードして相談できるのはサポート会員のみです。また毎月の定例PathPortセミナーに年間何回でも参加可能で、過去のセミナー動画2年間分もすべて視聴可能になります。セミナー参加に際しては、都度の参加申し込みと振り込みの手間が省けます。ただし,特別企画(インテンシブセミナーなど)への参加費用は含まれませんのでご注意下さい。
(3)分科会会員(年間3,000円):分科会スペース(PathPort Annex)での活動が可能になります。

●退会について
会員は、退会届を提出して、任意に当法人を退会することができます。ただし、退会の理由を問わず、退会する会員が既に納入済みの会費について、当該会員に返還しません。
会員が次のいずれかに該当する場合には、当該会員を除名することができます。
(1) 当法人の定款、規約に反したとき
(2) 当法人の名誉を傷つけ、又は目的に反する行為をしたとき
(3) その他除名すべき正当な事由があるとき

●資格喪失について
会員が次のいずれかに該当するに至ったときは、当然にその資格を喪失します。
(1) 退会したとき
(2) サポート会員が、会費の支払を3ヶ月以上遅滞したとき
(3) 当該会員が死亡し、もしくは失踪宣告を受けたとき
(4) 除名されたとき
会員がその資格を喪失したときは、会員としての権利を失い、義務を免れます。ただし、資格喪失までの間に発生し、未履行の義務については、これを免れることはできません。
会員が資格を喪失しても、既に納入した会費は、これを返還しません。

●事業年度について
当会の事業年度は、毎年4月1日から(翌年)3月31日までの年1期とします。
当会の最初の事業年度は、成立の日から令和4年3月31日までとします。

PathPortどこでも病理ラボ
「コミュニティ」「症例供覧室」の利用について
症例供覧室は,病理診断に関して,「ちょっと迷う症例」,「他の病理医に意見を聞いてみたい症例」,「こんな症例ありました!」など,会員間で症例を供覧して意見交換をする場です。その中のいくつか(可能な限り全例)は,毎週の「症例供覧室レビュー」(オンラインカンファレンス)でも供覧します。病理医同士の相互支援によって、診断の精度を高めるとともに、後の診療や研究にも役立つよう,より多くの情報を引き出し共有していきます。

●症例供覧室におけるディスカッションは,あくまで会員それぞれの個人的な意見です.したがって,最終的な病理診断はその施設の病理医にあることは,一般的な病理医間コンサルテーションのルールと同じです。

●PathPortどこでも病理ラボ(PidPortを含む)内にアップロードされた画像をPC上でスナップショットしてコレクションされることを阻止することは不可能ですが,医師としての良識に照らし合わせて判断いただき,もしそうされる場合も個人的な使用に限定して下さい。万が一,症例や画像の無断盗用などが発覚した場合には,何らかの処置を取らざるを得なくなりますので,ご協力のほど宜しくお願いします。

●患者の特定につながる情報(患者氏名,イニシャルなど)は記載しないで下さい。病理診断に重要と考えられる情報(顔面などの肉眼所見写真,検体採取日など)を記載する場合でも患者の特定につながらないようにご配慮下さい。

● 情報ソースを共有する
 論文や教科書などに基づいて発言する場合は、ぜひその情報ソースをシェアしてください。皆で考える際の参考になります。

● 情報の公開は自己責任で
 自身の仕事に関連する発言をする場合、情報の守秘についてはご自身でご判断ください。

●臨床科の会員からの依頼も受けますが,無用のトラブルを避けるために,担当病理医の了解を得たうえで行うことを原則とします。

● 攻撃的にならないように/攻撃的と取らないように
 他人の意見を断定的に否定したりしないように注意してください。反対意見に対しては、必要以上に強く受け取らないようにしてください。

●症例供覧室では,投稿者の疑問や依頼内容になるべく応える努力をしますが,例えば,非常に難解な症例,追加染色や遺伝子検索などが必要と考えられる症例など,画像所見のみでの解決が困難場合もある程度の割合であり得ます。そのような症例については,追加検索の費用が発生する場合もあり,病理学会や国立がん研究センターコンサルテーションシステムの利用をお勧めいたします。コンサルタントが当ラボの会員である場合も,前述のシステムを経由したコンサルテーションをお願いします。

●症例提示の方法:
 1)新たなトピックを作成し,タイトルに,①年齢,②性,③部位,④検体の種類,⑤画像のファイル名 を記入して下さい(雛形のコピー&ペーストをお勧めします)。
 2)症例のポイント、疑問点などや追加情報(必要に応じて,臨床経過,治療・処置,肉眼所見,特染など)は本文中に記入して下さい。
 3)提示画像は,事務局でPidPortにアップロードしますので(ファイル名でリンクを張ります),「病理画像のアップロード用フォルダ」に入れて下さい。提示画像は,WSI(whole slide image)に限らず,jpg、png、tiff画像などでも構いません。
特定商取引法に基づく表記 (2022.10.7)

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