◉病理医の相互支援プラットフォーム
● PathPortどこでも病理ラボでは,クラウド型デジタル病理システム「PidPortシステム」(メドメイン社)用いることにより,相談したい症例のwhole slide image(WSI)を手軽に「症例相談室」にアップロードして意見を募ることができます。サポート会員は,自分の都合の良い時間にそれを閲覧することができ,意見を書き込んだり,場合によってはチャットの様なやりとりもできます。
● この「症例相談室」に提示された症例は難易度も様々で,多くの意見が書き込まれる場合もあれば,意見が出にくい症例もあります。そこで,2024年4月から,それぞれの分野の専門家からなるPathPort Expert Commentators (PECs)チーム(*PECsチーム・メンバーは下記ボタンから)を結成し,コメントをいただくことにしました。
● 月2回,「症例相談室レビュー」というオンライン・カンファレンスを行い,提示された症例について討論しある程度の決着を付けていきます。 難解症例(特殊な免疫染色や遺伝子解析が必要なものを含む)については,より専門的な施設や専門家へのコンサルテーションを促す場合もありますます。
★ 垣根の低い(症例を囲んだ雑談会の様な)意見交換の場を目指しています。