骨髄病理診断:〜病態把握と報告書作成のポイント〜(倉田 盛人 先生)
講師:倉田 盛人 先生(東京医科歯科大学包括病理学分野)
日時:2024年3月9日(土)10:00−12:00
★倉田先生に届いたメッセージ
● 専攻医です。日頃疑問に思っていることや、あまり理解しないまま診断に望んでいた点をご教授いただけたので大変勉強になりました。骨髄の深みに潜りたい気持ちになりました。ありがとうございました。
● 骨髄病理の微妙なところをうまく教えていただき、ありがとうございました。いつも悩みながら何とかかんとか所見を書いている状態です。そもそも骨髄疾患の知識レベルが低いことも問題だと感じています。全然違っていても、臨床の先生には大目にみてもらっている状態です。ASD-Giemsaは、技師さんが面倒くさすぎてできない、と言われてしまいました。。スメアとフローサイトメトリーも併せて、見ていこうと思います。大変勉強になりました。
● とてもわかりやすいセミナーをありがとうございました。当番日にマルクの生検が回ってくる度に困っているので、〇略〇にいる時にもっとちゃんと先生達から骨髄病理を学ぶべきだったと後悔しています苦笑。骨髄病理の診断に、オススメの成書があれば教えていただきたいです。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
● 前半のフローサイトメトリーとても勉強になりました。私が診断している施設はスメアの結果を見れずFCM結果だけ閲覧可能なことが多いので、まず芽球のパーセンテージを確認すること、T-cell系はCD2,CD3,CD5,CD7を見ること等、心がけたいです。後半は同じ標本、同じ染色であっても専門家に見えているものは違う、というのを実感したレクチャーでした。MDSの骨髄診断にはいつも迷うのですが、赤芽球系と骨髄巨核球系の異型は病理組織診断が可能であること(顆粒球系は諦めて良いこと)、特に「赤芽球の細胞質と核の成熟乖離」はとても納得できる説明で、HEとナフトールASDで次からは診断できそうな気がしました。p53(他臓器でいういわゆるwild typeは骨髄でも類似の評価)やCD34(染色される細胞が限られていても陽性)も印象的でした。本日は有用なレクチャーを本当にありがとうございました。
● 知りたい情報をご教授いただき大変勉強になりました。フローサイトは目から鱗です。ありがとうございます。
● フローサイトメトリーなどを含めて、とてもわかりやすい講演でした。日常で遭遇することの多
い疾患の説明があり、明日からの病理診断に役立つと思います。ありがとうございました。
● 非常に勉強になりました。骨髄標本をみる機会が少ないため、誤診せず、スメアと乖離しないような診断を行うために必要な知識を教えていただきました。来週から生かしたいと思います。フローサイトも積極的に確認し勉強したいと思います。
● とてもわかりやすいご講演でした。ありがとうございました。参加型のアンケートや症例検討が会ったことがよかったです。
● 非常に勉強になりました。できることとできないことをふまえた上で、日々の診断をしていきた
いと思います。
● 明晰でわかりやすい講義ありがとうございました。骨髄の苦手感が少し減ったように思います。
● 非常にプラクティカルで明日からの診断に役にたつ内容が多く勉強になりました。ありがとうございます。
● FCMの勉強はなかなかできないので、具体的な見方を教えてもらえてとても勉強になりました。ありがとうございます。
● 骨髄生検標本はどこから所見あり(細網線維線維の増生、膠原線維の出現ありなど)と取るかやっぱり難しいなと感じました。
ほか