サマーインテンシブセミナーは、普段まとめて勉強できずにいることを,夏に集中して学んでしまおうという企画で,今年のテーマは「教えて下さい,その境界―日常病理・細胞診断での解像度を上げたい!」とし、5名の方に講師をお願いしました。参加者は,ハンドアウト(PDFファイル)とともに,各レクチャーでキーとなる病変のWSI(whole slide image)の閲覧,セミナー後にはレクチャー動画の視聴も約1年間可能ですので,ぜひ活用して下さい。
※なお、PathPortが目指す次世代病理医育成支援の一環として、今年も専攻医でサポート会員登録されている方は参加費を免除いたします(要 証明書)。
テーマ:教えて下さい,その境界ー日常病理・細胞診断での解像度を上げたい!
日 程:2025年8月2日(土)10:00-16:10
参加費:6,000円 (参加申込については今しばらくお待ちください)
内 容: https://pathport.or.jp/seminar
皮 膚:西田 陽登(大分大学医学部診断病理学講座 准教授)
Melanoma in situ vs 境界母斑、菌状息肉症(紅斑期)vs 炎症性病変
婦人科:浅香 志穂( 長野県立こども病院 臨床検査・病理診断科 部長)
成熟奇形腫 vs. 未熟奇形腫,子宮内膜異型増殖症 vs. 類内膜癌,
胃型腺癌 vs. LEGH
骨軟部:加藤生真(静岡県立静岡県がんセンター病理診断科 医長)
内軟骨腫 vs軟骨肉腫,結節性筋膜炎vs紡錘形細胞肉腫,etc
リンパ節: 西村 碧 フィリーズ(岡山大学学術研究院保健学域 分子血液病理学講師
IgG4関連リンパ節病変 vs.非腫瘍性病変 (特発性多中心性キャッスルマン病
自己免疫性疾患関連リンパ節症,木村病, ほか),リンパ腫
細胞診: 岩崎 沙理 (北海道大学病理学講座 統合病理学教室助教)
肺腺癌 VS 扁平上皮癌,尿細胞診のデコイ細胞 VS 尿路上皮癌,ほか