「これコンサルトした方がいいかな?」
「他に必要な染色があるかな。。。」
「◯◯だとは思うが,それでよいのか?」
「念の為,誰かに見てもらいたい」
「やはり大学院に行くべきか?」
「女性医師の働き方って,他の施設ではどんな感じだろう?」
・・・
そんな時,身近にいて,ちょっと標本を見てくれたり,相談にのってくれたりする先輩や同僚のような人がいてくれたら。。。
そんな気持ちに応えようというのが,本プロジェクトの主旨であり原点です。そして,それを「PathPortどこでも病理ラボ(通称"どこラボP")」という"仮想病理診断室"/"仮想病理医局"で現実のかたちにしました。これなら、全国どこで働いていようが関係なく集まって情報交換できます。
病理情報も,それぞれの領域で膨れ上がってきており,一人で全ての領域の病理診断を等しくカバーすることは,事実上困難になってきています。
だから,若手病理医はもちろん,ある分野の専門家も,他の分野で自分が困った時には,気楽に皆に問いかけられる場があるとよいとも思います。
そういう相互支援(お互い様)の心は,これからの地域の病理医支援や,次世代を担う病理医の育成にも,ますます重要になってくると思うのです。
また,時にはふと立ち止まって病理像について深め合ったり,興味ある病変を見せ合いっこしたり,(最近めっきり減っている)純粋に"病理像/病理診断"で盛り上がれる場にもなったらいいと思います。
さらに、施設を越えて、病理医の働き方や将来のことなども、雑談的にでも情報交換できる場になればよいなあ,と夢は広がります!
こんな本プロジェクトの主旨をご理解いただける病理医のみなさまのご入会,ご支援をお待ちしています。